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PROFILE プロフィール
糸あやつり人形 一糸座 とは
代表の江戸伝内は、寛永年間から続く結城座・十代目結城孫三郎(故結城雪斎) 三男として生まれ、五歳初舞台。
1972年三代目結城一糸を襲名。結城座の中心的人形遣いとして活躍。2022年長男の結城敬太に一糸の名を譲り、
「江戸伝内」と改名。現在まで多くの演出家達と意欲的な作品創りを行い、一座を率いてきた。
2003年結城座から独立。事務所「アセファル」設立。
2005年5月「江戸糸あやつり人形座」設立。
調布グリーンホールにてお披露目古典小劇場。
2005年「江戸糸あやつり人形座」旗揚げ。
古典糸あやつり人形芝居の掘り起こしと洗い出しを目指す。
2006年4月亀戸カメリアホールにて、旗揚げ古典公演を行う。
2015年6月「糸あやつり人形『一糸座』」と座名を改称。
2022年5月 「四代目結城一糸襲名」「江戸伝内改名」披露公演上演。
日本の糸あやつり人形は390年以上前・元和三年頃から、盛んに行われていたが、明治期に入り衰退期を迎える。
その時救世主のように登場したのが九代目結城孫三郎であった。 九代目は江戸時代から流れる古典人形浄瑠璃を自らの血肉にし、そこから改良(人形遣いが科白を言うなど)を加えていったが、その為に他の人形座からは、邪道だと言われる。
しかし、時代は九代目の改良人形芝居を選択し、他の旧態然とした糸操り人形座は時代の波に呑込まれ全て消滅してしまった。
現在は、明治期に九代目結城孫三郎が作り上げた流れをくむものだけが、残ったのである。
糸あやつり人形『一糸座』は九代目孫三郎の孫、結城一糸によって旗揚げされ、祖父の九代目結城孫三郎と父十代目孫三郎(故・結城雪斎)の流れを正統に継承する座として、古典作品の上演及び新しい演出家・作家達との共同作業による新作公演と、意欲的な芝居創りを展開している座である。
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